届ける思いやりの「かご」 最上町社協、子育て20世帯に食品や商品券

山形県では食品や商品券などを届けました

最上町社会福祉協議会は、町内のひとり親世帯などを対象にした子育て応援宅食サービス事業「はっぴーバスケット」を始めた。同社協職員と民生児童委員が隔月を基本に食料品と地域限定商品券を対象世帯に直接、届ける。地元医療機関の寄付をきっかけにした独自事業で、同社協は「単なる物資提供でなく、子育て世帯と地域が密接につながる取り組みにしたい」と話している。  事業は、永井医院(同町向町)の永井俊一理事長の申し出が発端。「生活に困っている子育て世帯に役立ててほしい」との思いから同社協に5月、200万円を寄付した。同社協はひとり親世帯を中心に食料品などを配ることを決め、町民生児童委員協議会などの協力を得て対象世帯を絞り込んだ。個別に聞き取りした結果、20世帯の申し込みがあった。

山形新聞 7/30(土) 10:37配信

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