ニンジン100キロ ゾウにどうぞ 岡山中央LC、木下サーカスに贈る
児童福祉施設の子供たちがニンジンの収穫や種まきをお手伝いしました。
岡山中央ライオンズクラブ(LC)は8日、木下サーカス(岡山市北区表町)にニンジン100キロを贈った。開催中の岡山公演(山陽新聞社主催)に出演しているゾウの餌となる。
同LCの結成45周年記念事業。サーカスの岡山ドーム東隣特設会場(同北長瀬表町)で贈呈式があり、岡澤和耶会長がゾウの乗り手を務めるパフォーマー・富田ひとみさん(28)に目録を手渡した。雌ゾウの「カンムーン」「カンマイ」も登場し、周囲の観客に愛嬌(あいきょう)を振りまいた。
ニンジンは会員が所有する畑で栽培し、市内の児童福祉施設の子どもたち10人も種まきや収穫で協力したという。
「コロナ禍で疲弊する中、少しでも役立てれば」と岡澤会長。サーカスの木下英樹取締役は「思いのこもったニンジンを頂きありがたい。引き続き岡山の皆さんに夢や感動を届けていく」と話した。
山陽新聞 2022年08月08日 12時47分 更新