高齢者などの利便性向上に期待…定額タクシー「まちタク」実証実験始まる <福島・本宮市>
本宮市で定額タクシーの実証実験が始まりました。
8月17日から福島県本宮市で始まった実証実験「まちタク」。 市役所や医療機関など指定された約50の施設と自宅を行き来する際に、定額でタクシーを利用できる新しいサービスだ。 メーター運賃に応じた3段階の定額料金が設定されていて、市が差額分を負担する。 本宮市生活環境課・野崎俊弘地域交流係長:「高齢者の方々、特に免許返納をご検討していたり、免許返納されている方々の日常生活を支えるための移動支援、市民の皆様多くの移動サービスの充実を図りたく『まちタク』の実証運行を始めたところですが」 対象は、市の中心部に位置する2つの地区で暮らす1万世帯で、16日までに約200人が利用に必要な事前登録を行っている。 まちタク登録者:「天気が悪い時とか、幼稚園の送迎とかもそうなんですけど、買い物とか、私ペーパードライバーなので、原付しか運転しないから。タクシー乗る時とか、お酒飲んだ時とか、いいですよね」 本宮市は今回の実証実験に380万円の予算を確保していて、その結果を市内の公共交通機関の再編に役立てる計画だ。
福島テレビ 8/17(水) 19:22