序二段力士「二本松」 故郷・二本松で母校児童と交流...精進誓う
二本松市出身の力士が二本松福祉センターを訪れました。
二本松市出身で、大相撲序二段の二本松(22)=本名佐藤好樹、式秀部屋=は10日、同市の二本松福祉センターを訪れ、館内の学童保育所「風の子クラブ」の児童と交流を深めた。
中学、高校とバドミントンに取り組んだが、「一日も早く力士になりたい」と聖光学院高を中退。17歳の2017(平成29)年、式秀部屋に入門し、同年の3月場所で初土俵を踏んだ。7月場所は過去最高位の序二段37枚目だったが、7敗を喫して負け越した。
帰省中に行う応援者へのあいさつ回りで同センターを訪れた。同保育所の児童は、二本松の母校二本松南小の子どもたちで、記念撮影したり、相撲を取ったりして交流した。
二本松は「勝ちたいという意識が強すぎて体が動かなかった」と先場所を振り返る。5年間の力士生活を「想像していた以上に厳しい世界だが、それだけやりがいもある」とし「これまでしたことがない連続勝ち越しを目標に精進したい」と話した。
みんゆうネット 2022年08月15日 11時30分