「二本松を知って愛して」 ご当地検定創設、10月1~3日に初開催
期間限定で二本松検定試験が行われます。合格者には認定バッチが配布されます
二本松商工会議所は、二本松市の歴史や文化、商工業など各分野の知識量を測るご当地検定「にほんまつ(愛)検定」を創設した。二本松の魅力を発見、再認識することで市内の子どもたちの郷土愛の高揚につなげる。10月1~3日に初の検定試験を実施する。
観光振興委員会が企画した。検定は1~10級の10段階を設定し、各級とも四者択一の15問を出題する。全問正解で合格できる。10級から順に受検し、合格すると次の段階に進める。検定料は1回200円。問題は、会員事業所からジャンルを問わずに募り、会社自慢も含め応募された約400問からよりすぐった。
子どもたちが遊び心の中で二本松の魅力を知り、古里を好きになってもらおうと、合格者にはオリジナルキャラクターの認定バッジを贈る。キャラクターは、同委員会が創作した冒険活劇「にほんまつ愛士隊烈士伝」に登場する隊士10人。1~10級全てに合格すると全員をそろえられる。
松坂豪智委員長は「子どもから大人へ、市民みんなのにほんまつ愛が深まれば、それが遠来からのお客さまにも伝わるはずで、将来的な二本松観光を振興につながる」とPRした。
検定試験は各日とも午前10時~午後6時、二本松の提灯(ちょうちん)祭り期間中に露店が出店する同市若宮の松坂屋酒店前で実施する。受検できるのは認定バッジのキャラクターが完成した6級まで。解答後すぐに採点し、合否を伝える。1人何回でも受検できる。問い合わせは同商議所(電話0243・23・3211)へ。
みんゆうネット 2022年09月22日